建築物の分別解体リサイクル法案が可決され公布されました。対象の材料は、コンクリート、木材、アスファルトですが、内装材料関係業界でも、工場で出る廃材、新築時の廃材、模様替えや建物解体時に出る廃材をリサイクルする方法を一斉に研究し始めました。

 壁紙メーカーでも、工場で出る廃材を、建材のボードや、敷石、高速道路の防音壁、床材や植木鉢などにする試みを進めています。石こうボードメーカーや、その他の建材産業でもリサイクルを目指した研究は真剣に取り組まれています。これは、産業廃棄物の捨て場がなくなる状態になったため、リサイクルで活路を見いだそうとするものです。

 それらの試みはありますが、実際には、まだまだゴミとしてでる建材をリサイクルに利用できるまでには時間がかかりそうです。産廃として出された建材の廃棄物は、法令に基づいて資格のある産廃業者が運搬し、中間処理し、次の産廃業者が最終処分するパターンは簡単に変わりそうもありません。

 産廃が社会問題化するにしたがい、その処分には厳しい措置が講じられるようになり、その費用も次第に高い傾向になっています。白鳳堂も法令を厳守して謝りないようにして参りたいと心しております。
代表取締役  鈴木 榮一

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